様々なオールセラミック
天然歯に近い自然な透過性を持つオールセラミックは、噛み合う歯を傷つけない適度な硬さを併せ持つ理想的な素材です。歯肉へのなじみがよく、金属アレルギーの心配も不要なため、患者様への負担を軽減することができます。
ファイバーコア
従来の金属を使用した「メタルコア」に代わる、グラスファイバー樹脂で製作したコア。象牙質に近い適度な弾性を持ち、歯に与えるダメージを軽減します。
[メリット]
- 強度、耐久性に優れる
- 歯の削去量、ダメージを軽減できる
- 天然歯に近い光の透過性を持つ
- 金属アレルギーの心配が不要
- 再治療が容易である
- 歯や歯肉の変色がない
ハイブリッドセラミック
プラスチックとセラミックを混ぜ、それぞれの長所を活かした素材。自然な見た目と歯に優しい適度な硬さを実現しました。
[メリット]
- 天然歯に近い審美性を持つ
- 歯へのダメージを軽減できる
- 金属アレルギーの心配が不要
- 修理が容易である
ジルコニア
ジルコニウムの酸化物「ジルコニア」。宝飾分野、工業分野、医療分野など様々なシーンで幅広く使われています。セラミックの中で最も強度が高く、従来のセラミックが抱えていた割れやすさなどの問題を解消しました。審美性と共に、耐熱性、耐久性、耐腐食性などにも優れています。
[メリット]
- 金属に比べ硬く軽い
- ほとんどの症例に対応可能
- 金属アレルギーの心配が不要
- 生体親和性が高く安心
- 変色の心配がない
- 審美性に優れている
ゼノ（R）テックシステムを採用
ジルコニアの加工において、従来のCAD/CAMシステムのデメリットであった焼結時の歪みを解消し、単冠からフルブリッジまで、あらゆる症例への対応を可能にしたゼノ（R）テックシステム。ディスクは最大25mm厚と、咬合高径に違いのある症例でも安心です。適合性に優れた高水準でのブリッジをお届けします。
その他のクラウン
当ラボで取り扱っている、オールセラミック以外のクラウンをご紹介します。
AGCガルバノクラウン
純金の生体親和性と、セラミックの強度・審美性を兼ね揃えたクラウン。99.9%に純金を使用し、形状を保つために残りの0.1%にセラミックを使用しています。
[メリット]
- 生体親和性が高い
- 金属アレルギーのリスクが少ない
- 歯肉の際にブラック・ラインが起こりにくい
- 審美性に優れる
- 強度が高く、奥歯に適している
- 歯科用セメントで固定するため、切除後の歯の酸処理が不要
